あけましておめでとうございます。
今年もお願い致します。
昨年末に申し込んでいたふるさと納税の品物の一つが届いた。
鰹節削り器である。
鹿児島県枕崎市は、国内の5割を生産している日本一の産地とのこと。
こういった機会でないと、鰹節削り器は購入しないと思い、ポチったワケだ。
本日は、削った鰹節で味噌汁を作っていく。
枕崎市から送られてきたのは、これだ。
鰹節削り器(貝印)、鰹節2つ
寄付金額で10,000円なので、実質3,000円くらいのモノだろうか。
鰹節削り器の本体は木、蓋と受け皿はプラスチックだ。
中には取扱説明書も入っている。
右側には、カンナ刃の調整方法が記入されていた。
中学生の技術の授業で、木を削る方のカンナの調整をしたことを思い出した。
鰹節はこんな感じ。
鰹節にも種類があるようだが、少し湿り気のあるかつお節のようだ。
では、早速削っていこう。
耳掃除をして、大捕物したくらいのサイズの鰹節だ。
少し刃を出してみよう。
説明書にはハンマーで叩く絵が描かれていたが、ハンマーは無い。
代わりにペンチで叩いていく。
刃を調整した。
YouTubeで削り方動画も確認した。削っていこう!
す、すげぇ!
香りはスモーキーで、かすかに鰹の味がする。
これぞ鰹節だ。
鰹の削り口もピンクでキレイだった。
以前スーパーで買ってあった削り鰹があったので、食べ比べをしてみた。
うん、どっちも美味い。
人間の勝手な都合で、鰹節に優劣をつけようとしていたが、野暮だった。
鰹節ってモンはなんでもうめぇんだ!
それでは、出汁を取っていこう。
お湯を沸騰させ、火を止めたあと、鰹節を入れる。
キッチンペーパーで出汁をこす。
キレイな黄色の出汁が取れた。
この出汁に、味噌と、お揚げ、ネギ、ふのりを入れて、味噌汁を完成させる。
出来た。
鰹節のスモーキーな香り、少しクセの風味があり、美味い。
♪カツオとコンブの合わせ出汁~♪
なんてCMがあるように、昆布出汁と合わせると格段に旨くなるらしい。
次回作るときは、昆布と出汁を取ってみたい。
毎度のふるさと納税は、お酒やみかん、肉ばかりだったが、今年は嗜好を変えてよかった。
味もさることながら、鰹節を削るのが楽しい。
美味しいものも勿論良いが、体験も含めて返礼品を検討するのもいいだろう。
P.S.
煮出した鰹節は、火にかけて、
白だしと醤油で味付けして、水気飛ばしておかかにしました。
バカ美味いです!
(参考)
枕崎市 枕崎の鰹節
https://www.city.makurazaki.lg.jp/soshiki/suisan/5320.html
ヤマキ 出汁の取り方