2017年05月05日
晴れ時々曇り
歩いた距離:33.43km
参拝札所:78.79.80.81.82
6:14
起床。
ほとんど目が覚めることはなかった。
ちなみに、このベンチの奥行きは40cm弱ほどしかない。
野宿する度に、より細いところで寝る耐性がついてきた。将来的には平均台でも落ちずに寝られるようになりたい。
6:45
出発。
6:57
せっかく来たのだからと、丸亀城をちらと見る。
なんと昨日は祭り最終日だった。
行けばよかった…
7:19
朝うどんをしたかったが、なかなか店が見つからない。
泣く泣くすき家に入る。
7:53
宇多津町入り。
8:26
78番札所郷照寺を参拝。
8:31
郷照寺ちかくの善根宿うたんぐら。
なんと1000円でお風呂、朝飯付きの宿である。かなり格安。
「それさえももったいない！」という方は、うたんぐらの目の前に、あずまや（屋根とベンチがあるところ、最近知った言葉）がある。
そこでも寝れそうだった。
8:40
マルナカ激似のスーパーセンターを発見。
いや、もはやマルナカだろう。
8:47
坂出市入り。
9:20
坂出駅前の商店街で、おばちゃんに声を掛けられ、300円を接待していただいた。
ありがとうございます！
9:56
79番札所前のところてん屋「清水屋」
きな粉黒蜜のところてんを食べる。300円。
うまい！
身体中から汗が吹き出すほど暑かったが、涼むことができた。
10:35
79番札所天皇寺（高照院）を参拝。
小ぶりなお寺だった。
11:13
暑い…
鴨川沿いを延々と歩いているが、日陰になるところがない。
辛いが耐えなくては。
11:22
歩いていると、車が列をなしていた。何事だ。
先にあったのは、「山下うどん」だった。
有名なうどん屋のようで、
かなりの行列ができていた。
行きたかったが、時間がもったいないので、先に進む。
11:51
高松市入り。
11:52
手打ちうどん山下を発見。
先ほどの山下うどんとの関係性は不明だが、とりあえず入ろう。
ざるうどん大盛り+タコ天ぷらで490円。
麺のコシが全然違う。うまい。
12:59
80番札所国分寺を参拝。
ついに、ついに80番台に突入だ！
残りは8札所。
13:34
81番札所への山道。
山と言えど、標高300m足らずだ。
どんどん行こう。
13:59
車道に出る。
山をなめていた。
暑すぎる。
シャツは汗で飽和状態になっている。
写真と逆の道を行けば81番札所だ。
14:07
蛇だ！
お遍路中に初めて見た。
全く動かなかったので、死んでいるかもしれない。
15:05
81番札所白峯寺を参拝。
82番まで5km。納経所が閉まる17時までには参拝を終えなければならない。
間に合わせなくては。
15:23
再び山道。
どうやら、猪が出るらしい。
15:37
写真で伝わらないのが残念だが、暗く不気味だ。
16:14
「虫」何を伝えたいのだろう。
16:22
今日の寝床「五色台子どもおもてなし処」
休憩所の前にはハーブティと、
子どもたちが貯金を切り崩して購入したお菓子が接待として置いてある。
ちなみに、反対側には女性専用無料の宿も完備されている。
16:48
82番札所根香寺を参拝。
16:54
寝床に戻る。
中は2階建てになっている。
そしてトイレ、水道まで！
トイレはなんと洋式だ。
もはやグランピングだ。
17:09
寝床に大きな荷物は置いて、近くの食事処「みち草」に到着。
営業時間は18時までだそう。
カレーと追加ライスで710円。
そのあと、サービスで揚げたてタケノコ天ぷらを貰う。うまい。
17:49
みち草で購入したガリガリ君が当たっている。
今日はついている。
ただ、もうみち草には戻らない。別のコンビニなどで交換出来るのだろうか。
17:58
寝床に到着。
幸いなことに今日泊まるのは私一人のようだ。
1Fで寝るのか、2Fで寝るのか…
何て贅沢な悩みなんだろう！
20:38
悩んだ挙げ句、2Fに寝ることにした。
明日が今回のお遍路最終日だが、どうやら天気が悪いらしい。
雨が振りだす前に下山しておこう。
それでは、おやすみなさい
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お遍路を始めて、通算33日目になる。
もう82番まで回ったと思うと、感慨深い。
そして、装備たちもかなりガタが来ている。
金剛杖
笠
リュック（2日目のブログにも記載）
そして、靴
手前味噌ではないが、
四国を1周する事のハードを感じることが出来た。
明日もブログを更新するが、家に着いてバタンキューだと思うので、先にいろいろ書いておきたい。
まだ、私も全部回れていないので大きな口を叩くことは出来ない。
しかし、本当にお遍路をしてよかったと感じている。
お接待して頂いた人の暖かさにしても、
お経を唱えている間の、心の穏やかさにしても、
歩くキツさと楽しさにしても、
「今日はどこに寝ようか…」というスリルにしてもだ。
お金と時間はかかったが、全く後悔していない。
このブログを見て頂いている皆さんの中で、「私もお遍路したい」と思って頂ければ幸いである。
それでは、明日も頑張ろう。