義理の母親から送ってもらった電気圧力鍋…
なにやら、コンセント一つで時短料理が作れるようだ。
操作説明書の開きページには、毎日の自炊に悩める人々への救いの言葉が記載されている。
メシアだ。救世主だ。
本日は、この電気圧力鍋を使って晩御飯を時短で作っていこう。
ただただ作るのも面白くないので、白ごはんが炊けるまでの33分間で、晩御飯を準備していこう。
(材料)
・野菜炒め
ピーマン
玉ねぎ
にんじん
ニンニク
マイタケ
酒
オイスターソース
創味シャンタン
・セロリの中華風浅漬
セロリ
レモン汁
創味シャンタン
酒
・角煮
豚バラブロック
卵
水
酒
みりん
砂糖
醤油
・味噌汁
インスタント味噌汁の素
お湯
1. 19:42(調理開始から1分)
角煮用の卵を茹でる。
卵が茹で上がらないと電気圧力鍋をスタートさせることができない。
急いで、鍋に火をかけて卵を入れる。
2. 19:47(調理開始から6分)
浅漬け用のセロリを切る。
一週間も前に購入したので死にかけセロリだ。
切った後は、創味シャンタン、レモン汁、料理酒を入れたジップロックに入れ、冷蔵庫に入れる。
一品完成!
3. 19:48(調理開始から7分)
野菜炒め用の野菜を仕込んでいこう。
このオバケにんじんは、地元スーパーの農家応援コーナーより購入したものだ。
包丁を入れようものなら、二本足で走って逃げそうな見た目である。
片方の“足”を輪切りにしていく。
他、玉ねぎも切っていこう。
4. 19:52(調理開始から11分)
卵が茹で上がった。
殻を剥いていくが、これが意外と時間がかかる…たった4つの茹で卵を剥くだけの作業なのに…
5. 20:05(調理開始から24分)
豚バラブロックを切り、茹で卵を鍋に入れる。醤油、料理酒、砂糖、水を入れて準備完了だ。
残り9分で白ごはんが炊けてしまう。
電気圧力鍋さんよ、急ぎ足で頼むぜ…
角煮用のボタンを押すと、表示画面には25分と表示された。
ゲームセットォォォ!!!
これにて、この企画は終了した。
角煮という料理は、電気圧力鍋を前にしても25分もかかるのか…
しかし、普通の鍋で作るよりも時短なのは間違いない。
このまま、「短時間でご飯を作ってみた」という企画に変更し、試合を続行しよう。
6. 20:13(調理開始から32分)
野菜炒め用のピーマン、マイタケを切る。
野菜炒めの仕込みは完了だ。
7. 20:14(調理開始から33分)
ご飯が炊けてしまった。
まあ、白ごはんは炊けてから、少し蒸す方が美味しいとかナントカと聞いたことがある。
美味しくなる道中ってことは、まだ炊けてないのと同じだよね。
8. 20:17(調理開始から36分)
このブログでは何度か紹介しているが、道具屋筋商店街にて購入した中華鍋だ。
自分で言うのもなんだがカッコいい…
こいつで野菜炒めを作っていく。
9. 20:24(調理開始から42分)
ニンニクとにんじんを炒め、玉ねぎ、ピーマン、エリンギに火を通す。
創味シャンタン、オイスターソース、酒を加えて、塩で味を整えて完成だ。
10. 20:28(調理開始から46分)
電気圧力鍋の様子を見る。
25分の表示から一向に変わっていない。残り時間が表示されないタイプなのだろうか…?
ふと、右下の調理ボタンが目に入ったので押す。
♪
今始まったぁぁぁぁーー!!!
悔しい。悔しすぎるよ。
これを使えば、ながら料理で一品出来るはずだったのに、なにも出来てなかったよ。
11. 20:42(調理開始から60分)
お風呂に入ったよ。
電気圧力鍋を使えば、ご飯を作りながら、お風呂にも入れるのである。
これぞ「ながら調理」だ。
12. 20:50(調理開始から68分)
角煮が出来上がるまで待てないので、もう食べ始めることにする。
お椀にインスタント用味噌汁を入れる。
一品増やすのには便利な代物だ。
完成(調理開始から69分)
完成した。
いい感じの晩御飯だ。
本来なら、これに角煮がプラスされているのである。文句なしであろう。
もちろん、味も満足だった。
今回は、機器を使い慣れていなかったのでこのようなことになってしまったが、電気圧力鍋は時短料理を作るキーツールとなり得る。
今後、これを活用して時短を進めていこう。
★おまけ
21.04(調理開始から82分)
晩御飯の大半を食べ終わった頃、圧力鍋の調理が終わった音が鳴った。
しかし、安全上内部の圧力が下がってからでないと、蓋を開けることができない。
もう少しかかりそうだ。
21:28(調理開始から106分)
ようやく、内部の圧力が下がったので、蓋を開けてみる。
Wow!
お肉はプルプルになっている。
味は少し薄いが、明日以降に食べるので時間が解決してくれるだろう。
一点、時短を意識しすぎて、
「豚バラブロックを一旦茹でて、油を落とす」という工程を飛ばしたため、少し脂っこい角煮になってしまった。
急ぐ時は急いでいいが、そうでない時は丁寧にするのが、料理なんだなぁ。
(完)
参考 クックパッド
セロリの中華風浅漬
https://cookpad.com/recipe/6814801