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第二子育児休職をとってみた 57日目

9:00
つぐみを保育園に連れて行く。
病み上がりだったためか、直前にぐずぐずしたがどうにか送り届けることができた。

10:30
掃除などを済ませる。

今日は私のリフレッシュデーだ。
日中子育てばかりのため、妻と調整の上、リフレッシュ日を設けている。

さて、そろそろ出かけよう。

11:27
ゴリラクリニックの受付をする。

ここは男性専用の脱毛クリニックだ。

この階段の向こうに、ゴリラクリニックがあるのだ!

先日、ヒゲ脱毛に通っている先輩の話を聞いて、興味を持ったのがきっかけだ。

しかし、わたしが興味を持ったのはヒゲではなく、エチケットゾーン、いわゆるVIOである。
特にOライン(お尻の毛)が気になっていた。

ここで言う“お尻”とは、肛門周りを指す。

ここ最近になって、大便をした後にお尻の毛にブツが絡み付いていることが気になり出していた。
毎回、お尻を拭く時に、「髪をとかす」ような動作をしなければならず、非常に不快であった。

それが解消されるのであれば、アリだろう。

階段を上がって、正面のドアを開ける。

受付には、5.6人ほどの女性スタッフがいた。
全員美人だ。

YouTubeで流れてくる「メンズ〇〇」のような脱毛クリニックCMにも美女が出てくるが、
あれは誇張した表現ではないのだろう。

なお、施術は男性が行うのが、このゴリラクリニックの特徴である。
見ず知らずの女性に、あらぬところを見せて反応してしまう心配はしたくない。
それが、このクリニックにした理由の一つだ。

受付の女性から番号札を渡され、待合室で待機する。
無料のドリンクバーがあったり、Wi-Fiやコンセントなどがあったりと、
コワーキングスペースのようなスマートな場所になっている。

11:31
自分の番号が呼ばれ、別室に連れていかれる。

「本日担当します。よろしくお願いします」

カウンセラーは男性かと思っていたが、まさかの女性だった。
しかも、受付にいるレベルの美人だ。

「なぜ、脱毛に興味を持ったのですか?」

“お風呂でお尻を洗っていた時に、毛に絡まっていたうんちが排水溝に流れていったから”
なんて言えない、、、

先輩に話を聞いて興味を持ったからだと伝える。
(先輩の話はVIOではなくヒゲ脱毛だったが、ウソではない)

「そうなんですね。
日常のどういった時に、毛がなかったらいいなと思いますか?」

くっ!またしても答えにくい質問を、、、!

トイレの時だと伝える。
(うんち、うんこなどの下品ワードを出さずに答えた自分を褒めたい)

その後もいくつかの質問攻めを、やんわりワードで受け答えすることに成功する。

「それでは、施術にあたり内容を説明するため、ドクターに変わりますね」

カウンセラーが部屋を出て行ったあと、数分でドクターが入ってくるが、、、
ドクターもまさかの女性だった。

再び、当たり障りないことだけを受け答えする。

ちなみに、脱毛には笑気麻酔(吸うタイプ)と麻酔クリーム(塗るタイプ)を使うことができるが、
過去に自然気胸(肺に穴が開く)をしてしまった私は、笑気麻酔は利用できないようだった。

医療脱毛に関してのリスクについて説明を受けた後、
再び先ほどのカウンセラーにバトンタッチされる。

次は、ゴリラクリニックの説明、プランや料金の説明をされた。
また、了承のもと、実際のVIO施術後のビフォーアフター写真も見せてくれた。

当たり前だが、ここに勤めている以上デリケートゾーンに関しての抵抗感や羞恥心などは、この美女たちにはないのだろう。

陰嚢やら陰茎やら、普段使わないワードで説明をしてくれた。

「Oラインの施術をご要望とのことですが、おすすめはVIOセットのプランになります」
「OラインにVかIを組み合わせるなら、料金的にもセットプランがお安くなります」

カウンセラーが営業をかけてくる。

話を聞くと、
Vライン:へそ下正面、お尻周り
Iライン:陰嚢、陰茎
Oライン:肛門から左右3センチ
が脱毛エリアらしい。

「お知り合いご紹介割引を踏まえて、Oラインのみのプランとの差額35,000円でV+Iラインも脱毛できます」

白紙に金額説明の比較を書いて、推してくる。

くっ、悩む、、、

初めての脱毛であることや料金面のことも伝えると、
「では、お尻だけの方が良さそうですね」と、思っていたよりもあっさりとしていた。
カウンセラーは手元の上のOラインプランにマルをつけた。

その後、ゴリラクリニック的に推しなのか、ヒゲ脱毛のプロモーションを受けるも、
ヒゲ脱毛は考えていないため適当に流す。。。

「では、本日のカウンセリングは終わりですが、、、何かご質問はありますか?」

“・・・すいません、先ほどのプランですが、OラインだけではなくVIOにしてください、、、”

、、、

わたしのキンタ、、いや陰嚢はめちゃくちゃ毛深い。
控えめに言っても、草むらにいるひっつき虫くらい毛深い。

ズボンにくっつくあれだ

Oラインだと、陰嚢は施術範囲外になるのだ。
無論、陰嚢にうんちがこびりつくことはないが、夏場は蒸れて困っていた。

ヒゲプロモーション中に、陰嚢毛を屠るか生かすかを考えた結果、この結論に至ったのだ。

「本当ですか!ありがとうございます。なぜこの短時間で考えが変わったんですか?」

“キンタマに毛が、、、”
なんて言えないっッ!
(使い慣れていない陰嚢なんて言葉も使えない、、、!)

かくして、契約金をクレジット払いして、施術予定日を決めたのだった。

12:33
梅田にあるうどん屋きすけで昼飯。

店内は写真NGだった。

16:00
つぐみを保育園にお迎え後、そのまま耳鼻科に向かう。
鼻水がでているので、念のための受診だ。

18:00
散歩後に帰宅し、入浴。

21:00
つぐみくるみを寝かしつける。

普段なら寝かしつけたまま、夫婦揃って寝てしまっているが、今日は珍しく寝ずにすんだ。

妻は、リアルタイムに海のはじまりを観ている。
(私は何度か見逃してしまい、そのままリタイアしてしまった)

今のわたしは、スカイキャッスルとゴリラクリニックがあれば回るのだ。

(妻と子ども2人は言わずもがなだよ)

尻毛と陰嚢毛にサヨナラする日を楽しみに、明日も頑張ろう。

【参考】
オオオナモミ Wikipedia

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