5:30
バタバタと廊下を走る音が聞こえる。
絶対に妻ではない。。。
こいつは、、、
「にー!」
襖からつぐみが顔を出している。
日毎交代制で、くるみの面倒を見ることになっている。
第一子の時には、夫婦共に起きていたが、どちらか一方はぐっすり寝られるような運用にしようということで、交代制を導入した。
(交代制といっても母乳をあげる必要があるので、私のターンの時は妻に母乳だけあげて寝てもらい、その後は引き継ぐという運用にしている)
この夜中には母乳に追加して1:30、4:00にミルクをあげた。
そんなことは知らず、つぐみはわたしを叩き起こす。
隣ではくるみがベビーマットレスの上で寝ている。
つぐみは、妹の額に優しくキスをしていた。
7:30
つぐみを保育園に連れていく。
たまにグズグスして泣く時もあるが、大概はスムーズに行ってくれている。
保育園のつぐみのクラス部屋に行き、担任のみどり先生に挨拶をする。
また、今回、育児休職を取得したことも伝えた。
「え〜!9月末までー!長くとったね!ママも喜ぶね」
反応からみるにベテランみどり先生の経験則でも、
3ヶ月の育児休職は長めなんだろう。
確かに、男性育児休職はせいぜい1週間〜1ヶ月程度が大半を占めるとネットで見たことがある。
今回は2人の子どもをみることや妻の体力回復期間も考慮の上、この期間で調整を行なったので、
長いから後ろめたいとか、偉いとかの感覚はない。
しかし、男性育児休職はその程度でしか取得されないんだろうなと、先生の反応をみて感じた。
10:30
くるみを沐浴させる。
お腹が減っていたのか、少し機嫌が悪く手こずった。
11:30
昼ごはんを食べる。
先週末に義母が作りおきしてくれたおかずと、ご飯を食べる。
12:15
ご飯後に月9ドラマ「海のはじまり」をTVerで見る。
子どもができるまでは妻とよくドラマを見たが、最近はテレビすらつけなくなった。
(見ても、アンパンマンやはらぺこあおむしなど、つぐみ用のYouTube動画ばかりだ)
適宜今後の展開を予想してくる妻のコメントは置き、ドラマに集中する。
。。。
第一話を見たが、めちゃ良かった。
普通に泣ける。
TVerなら、まだ1話見れるので、みんなも見てね!
TVer 海のはじまり
https://tver.jp/series/srhgy1bvfl
14:00
昨晩寝られていないので、妻から昼寝を勧められる。
布団に横になると、すぐに寝てしまった。。。
16:00
アラームはかけていたのだが、もうこんな時間になってしまっていた。
16:30
保育園につぐみのお迎えに行く。
咳が出ているため、そのまま予約した小児科に向かった。
19:00
つぐみをお風呂に入れ、さあ晩御飯という時に、くるみがミルクを吐き戻す。
つぐみの時はほとんど吐き戻したことはないのだが、くるみは頻繁にミルクを吐いてしまう。
ゲップが足りなかったのかもしれない。
いつもならみんなで一緒に食べるのだが、お腹を空かせたつぐみに、先に夕飯を出す。
19:50
つぐみとくるみと、それからわたし。
21:00
妻はつぐみを寝かしつけたまま寝てしまった。
一時期は私でも寝かしつけができていたのだが、
最近は「ママがいい!」と寝てくれないことが多い。
くるみの夜泣きも考慮し、いつもと違う部屋で寝てもらっているので、不安な気持ちもあるのだろう。
また、普段なら妻を起こしにいくのだが、
今日は妻が夜中担当になるので、そのまま寝かせることにした。
23:35
くるみが起きだしたので、妻も起こす。
くるみは本当によく眠る。
おなかが減ったと泣いて起きて、
おっぱい、ミルクをあげると、そのまま2~3時間は寝る。
ママパパ御用達のぴよログで、睡眠時間も記録しているが、
一日の3/4は寝ている。
ネット上によると、新生児は15時間~18時間程度寝るようなので普通のことのようだが、
2年前のつぐみはこんなに長く、そしてすぐに寝ていただろうか。
まあ、親としては寝かしつけに手がかからないのでありがたい。
妻にあとは託して、つぐみが寝ている寝室で横になった。
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今回、7月9日から9月末まで育児休職を取得する。
会社の上司には年明けから相談をしていたが、4月で上司が異動になってしまった。
後任は、私が新人だった時に仕事をしていた先輩社員が新任マネジャーとしてついた。
私が育児休職を取るということも引き継がれていたが、事情も理解いただいており、うれしかった。
一点、私は営業職だが、
休職間近にお客様からの宿題、トラブルが多発してしまい、後任の先輩、マネジャーにすべてお任せすることになってしまったことは後悔している。
しかも、そのほとんどは事前に防止、回避できた内容と理解している。
今は携帯もPCも会社に預けているので、後から発生した問題なども全く分からなくなってしまった。
「きにすんな!どうにかなるわ!」
後任の先輩はそう言ってくれたものの、
私の仕事段取り次第でうまく引き継げたはずだ。
仕事を休むことの事由、期間かかわらず、
お願いしやすい・引継ぎしやすいような仕事を心掛けたい。
また、私の休職中も部門に増員がなかったので、単純に一人当たりの負担が増えている。
巷では、育児休職した社員の同僚に対して、手当をつける企業も増えているとのこと。
お金がすべてではないだろうが、
様々な制度で育児休職が拡げられようとしているようだ。
「育休取得者の「申し訳ない」を和らげる。同僚に最大10万円の“祝い金”制度を三井住友海上が始めたワケ」