お遍路17日目
2016年03月24日
晴れ時々曇り
歩き距離:53.3km
参拝札所:なし
5:14
起床。
かつてないほど快眠だった。
夜中2回ほどしか起きてない。
地味な駅だか、なかなか良かった。
5:53
出発。
そして、お遍路中よく見るビールのポスター。
何をしてはいけないのかが、わからない。
8:23
「海の王迎駅(うみのおうむかええき)」という、いかにも逸話がありそうな駅を発見する。
9:01
道の駅「ビオスおおがた」で朝食セットを食べる。
説明はなかったが、この焼き魚はおそらくアジだ。2年間の居酒屋バイトはダテじゃない。
12:29
ローソンが近くにあったので、帰りの高速バスを予約しておく。
29日の宇和島発三ノ宮着のバスを問い合わせると、まさかの空きがなかった。仕方なく30日朝の便をお願いするも、それも満席。
どうにか、29日朝発の便を予約することに成功した。
満席は予想していなかった。危うく帰れなくなるところだ。
しかし、29日朝の便となると、実質の遍路日数も少なくなる。やや急ぎ目で歩かなくてはならなくなった。
13:30
昼飯に予定していたレストランが2つも閉業していた。
空腹を買っておいたパンと炭酸飲料でごまかす。
14:20
1600mある新伊豆田トンネル。
お遍路道で(たぶん)最も長い。
14:48
トンネルを抜けてしばらくするとカフェを発見。
遅めの昼食をとる。
帰るときにマスターが、食パンとヤクルトをお接待。明日の朝食にしよう。
15:34
昼食をとったカフェの隣のトイレ併設の休憩所。
明日の38番を参拝した後は、来た道を戻るルートだ。明日はここに泊まろう。
16:37
おじさんがせんべいのお接待。
歩き疲れているときに「頑張って。」の声は本当に嬉しい。
この気持ちをキャッチコピーにした。
・人の言葉がデカビタC。
・言葉が、私を、歩ませる。
広告系の人が見ているなら、自由にお遍路のポスターにでもしてほしい。
一つだけ言っておく。
私の言葉はフリー素材だ。
18:22
まだ寝床に到着できていない。
街灯がつき始めて焦りだす。
18:56
到着した。
海遊館以布利センター 第2水槽前の休憩所だ。
屋根と壁が辛うじてある。
そして、先ほどもらったお接待。
暗い中歩いていた私を心配してくれた。
20:12
今日はなかなか歩いた。
ぐっすり眠れるだろう。
おやすみなさい。
明日泊まるところが、アンテナが悪いので更新が遅れる可能性があります。
お先にお詫びします。
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お遍路をしながら、持って来れば良かったと後悔しているものがある。
それは、折りたたみナイフだ。
お遍路中に見かける無人の野菜販売だが、よく(特に高知県)文旦が売られている。
このように、15~6個で500円という価格破壊的に売られている。
文旦は皮がかたい。
素手で剥こうとしても上手くいかず、おそらく嫌気がさしてしまうだろう。
しかし、折りたたみナイフを使えばあら不思議。
適当に文旦に切り込みを入れるだけで、簡単に食べることができるのだ。
そう、
折りたたみナイフは、あなたのお遍路ライフを、より豊かなものにするのです。