2017年08月18日
曇りのち晴れ
歩いた距離:36.79km
参拝札所:1
布団はやはり気持ちいい。
そして、クーラーも最高だ。
今までの寝床がかなり質素だったので、罪悪感すら感じる宿だった。
いい気持ち!
オール野宿の突き通したいお遍路さんは、ここで寝るのもいいだろう。
かなり小さい。まだ子どもだろうか。
88番札所から1番札所までの道は、お遍路小屋がほとんど見当たらない。
なかなかキツいぞ。
感覚としては、喉が乾いているわけではなく、冷たい物が欲しい。
冷たい液体を口に含んで、そのまま喉に通らせたい、という感じだ。
そう思えば、小さな水筒にすべて移しかえるのも手だろう。
マルナカで貰った氷がいい仕事をしている。頭のアイシングもでき、ぬるいドリンクを復活させることもできる。
休憩していると、臭いおっさんがオススメのルートを教えてくれた。
教えるだけ教えてすぐに立ち去った。
残り香も残して、渋いおっさんだ。
あとすこし。
10:57
これから、お遍路ラストの峠を越えるということで、腹ごしらえ。
肉ぶっかけうどん小 420円。うまい。
いざ参らん、大坂峠へ!
よく見ると、先ほど食べていたうどん屋さんも確認できる。
下を潜るべきなのか、それとも上を乗り越えるべきなのか、悩ましい高さで倒れている。
悩んでいるうちに、気がついたら日が暮れちゃった…なんてこともあるだろう。
気を付けなくては。
取り払っても、クモの巣で何度も這い上がってきた。
恐ろしいしつこさだ。
クモに気をとられるあまり、気がついたら日が暮れちゃった…なんてことが大いにありうる。
写真では分かりにくいが、真ん中に白い毛虫が宙に浮かんでいるのがわかるだろうか。
実際は浮かんでいるわけではなく、糸でぶら下がっているだけである。
毛虫に気づかず、顔面に食らおうものなら致命傷を負うこと間違いなしだ。
そして、そうこうしているうちに…
そうなのだ。森を舐めてはいけない。
そう、このときは道を間違えていることなどつゆ知らずだった。
予定では、東かがわ市には入らない予定だったのだが…
13:27
何かがおかしいと気付き、スマホの地図を開くと、全然違う道ではないか!
気づかず進んでいれば、ランチのうどん屋さんまで戻るところだった。
約45分の道を引き返す。
やっと戻ってきた。
草が生い茂りすぎている!
時間がかかってしまったが、どうにか越えられてよかった。
同時に飲み物も尽きてしまったので、どこかで買わなくては。
足にかなり負荷がかかってきた。
靴自体がすり減って、石ころなどの凸凹が手に取るようにわかる。
痛い。
もう少し。
うおー!
参拝も済ます。
ついに私のお遍路も終わりだ。
88番まで回れたこと、そして四国を歩いて一周したことは、私にとって大きな自信になるだろう。
この自信をムービーにしました。
見てね。
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17:41
納経所前のベンチでひとまず休憩し、電車で徳島駅まで向かうことにする。
21:01
以前お遍路の際に行った銭湯でさっぱり。
帰り際の沖洲川の夜景。
22:57
本日の寝床は、カラオケまねきねこ
今日は最終日なので、弾けよう。
それでは、また明日。